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鋳物体験レポート【試作&14歳の挑戦】

鋳物製作体験

今日は朝から14歳の挑戦の少年たちと一緒に、鋳物体験教室の試作づくり。
違う葉っぱの状態や、前回と違う厚みの型を作ってみようとしています。
実は彼らも私も鋳物は初体験。
(少年たちは「ものづくり・デザイン科」の授業では漆器を習ったそうです)
体験教室担当からすると、「はじめてさん」がこれをどうできるかも知りたいみたい…
よし!せっかくなので、体験教室の中身をレポート!
現在の鋳物体験教室では、葉っぱの代わりに水盤用の型を入れますが
工程は同じですので、その旨置き替えてご覧いただければ幸いです。
さて…まずは、型を準備。
今日のところは、まず型にするための葉っぱを選びます。
葉っぱ選び
あ、左下に第一見本にしたブドウの葉っぱ…

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サンプル増殖中

本日の作業

試作いろいろ
鋳物体験教室の試作品。
今朝からいろいろ作ってみました!
左から、ライラック、ツワブキ(茎を蔓っぽくしたから違うものみたいですね)
それとアジサイが2枚。
実は、私も人生初の鋳物体験をさせてもらいました♪
なかなか良い感じでしょ?(自画自賛?
後ほどじっくり記事にします

資料館の展示替え【14歳の挑戦】

本日の作業

今日も朝から、少年たちが出勤してきてくれています
今日は午後から、産業資料館2階に展示してある
工芸品の展示替えをしてもらっています。
CIMG6007.jpg
まずは、離れたところからパチリ
デザイン工芸センターの職員さんの、説明を受けているところです。

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お洒落な炭グッズのご紹介♪【えこりんフェア】

本館展示場情報

エコ×涼、という際には、炭の持つ湿度調整や脱臭の力も重要!と
今回特別に展示させていただいている、炭を使ったグッズをご紹介します。
炭

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高岡駅の風鈴

高岡銅器


高岡駅の風鈴設置は、今年で18回目。
夏になるとすべてのホームに吊られ、涼しげな音色でお客さまを出迎えます。
私が物心つく頃にはもうやってたような…と
錯覚してしまうほど(サバよんだわけじゃなく…)馴染んでしまった
高岡の夏の風物詩。
高岡銅器組合の駒澤理事長によると、風鈴の数は200個。
もし高岡駅にいらっしゃることがあったら、
このいろんな風鈴を、見上げてご覧になっていただけたらと思います。

風鈴いろいろ

本日の作業


いろんな種類の風鈴をつけています。
短冊は、市内の小学生の皆さんにかいていただいたものと、
がんばろう日本、がんばろう東北のメッセージ。
短冊も、昨日少年たちがつけてくれました。

風鈴設置作業中

本日の作業


たくさんの報道陣の皆さんに囲まれ、さらにはなかなかの高さのはずなのに、
あまり動じる気配のない少年たち。
う~ん、なかなか大物かも☆
随分たくさんついてきました。
風もあって、チリチリいい音がしています。

14歳の挑戦

本日の作業


昨日から、市内志貴野中学の少年たちが、14歳の挑戦と題した職場体験に来てくれています。
今日は高岡銅器組合の皆さんといっしょに、
高岡駅構内で風鈴の設置作業にきています。

新企画開発中。

鋳物製作体験

鋳物サンプル
見てください、この写真♪
できたてほやほやの、錫鋳物なんです。

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青の作り方。

伝統的工芸品

色彩心理学の実験では、青い色は赤い色よりも、体感温度として3度低く感じるのだとか……
青っていいですね

ちなみにガラスの青い色は、主成分に酸化コバルトや酸化銅を
混ぜることで発色させます。
陶器の色は釉薬で決まりますが、ガラス質なので理屈は同じ。
漆器の場合は透明の漆に顔料(天然だと瑠璃や岩群青ですね)を混ぜます。
布は染料成分を繊維に浸透させます。天然では藍やクサギが青い色。
これらは材料に何がしか発色性分を取り込んでいくものですが
銅器の場合はちょっとユニーク。
塩化アンモニウムの蒸気や液体で表面を軽く腐食させ、
緑青の膜を作ることで青い色を付けます。
一口に青と言っても、いろいろな作り方がありますね。