文化財の修理修復

迎春に向けての商品を展示中です

伝統的工芸品

只今ZIBAでは、大晦日から正月・三が日にかけての特別な日にぴったりの品を取り揃えております。

鏡餅、酒器、縁起物モチーフの小皿、ポチ袋など・・・

お気に入りの品とともに新年を迎える準備をしませんか?

来年の干支『寅』の商品も引き続き多数展示しております。

ぜひお立ち寄りください。

焼嵌め作業を行いました。

文化財の修理修復

春から修理を行っていた、高岡御車山(通町)の後輪。
搬入→金具はずし→鉄輪はずし→解体→漆剥離→木部修理→きゅう漆→組立
…ときての、焼嵌め(鉄輪をもう一度嵌める作業)です。
本日はこの作業をご紹介していきます
P1030433.jpg
右側、ちょっと高い位置に人が見えますが、この方の足元にある
円盤状のものが、まさに修理中の車輪です。
その下の方のブルーシートの中には水が張ってありますよ。
左の方に見える赤っぽい大きな輪っか状の炉で、今から嵌める鉄輪を熱しています。

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今年も修理が始まりました

文化財の修理修復

最近あまり修理のことについて書いていませんでしたが
今年も車輪の修理が始まりました。
年度があけて、春祭りの時期が終わって、さて修理…というのが
春に曳かれる山車の修理のスケジュール。(ほとんど)
今年はまず、高岡御車山・通町後輪の修理が始まりました。
通町解体250609 (1)

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新規修理が始まりました【御車山車輪修理】

文化財の修理修復

一番街通の車輪修理が終わり、
今年度は通町の前輪2輪の修理に入りました。
先日搬入を行い、まずは記録が始まっています。
通町の車輪は一番街通のものより金具が少なく、
一見したところシンプルな印象。
だけど、繊細な細工の龍の金具がついています。
P1140893.jpg
金具が少ない分漆の面が広く見え、
ざっと見ただけでもあちこちに経年の傷があります。
またきれいになる日が楽しみですね!

御車山の車輪の重さ

文化財の修理修復

車輪の修理に入る前、当館文化財工房へ搬入があった際
この車輪はいったいどれぐらいの重さなんだろう…と言っていましたが、
計測データをざっくり公開いたします

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金具取り付け【御車山車輪修理】

文化財の修理修復

御車山の車輪修理ですが…
本日、完了検査がありました。
(ということは、修理工事は終了したということです
遅ればせながら、つい先日行われた、
飾り金具取り付けの模様をお伝えします。

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焼き嵌め作業が行われました

文化財の修理修復

以前御車山の車輪の焼き嵌めをお伝えしましたが…
昨日15日に、城端町曳山(南砺市)と、修理協会のサンプルミニ車輪の
焼き嵌め作業が行われました。
城端町さんの模様は、北日本新聞さんの記事へ。
作業手順はほぼいつも同様ですが、こちらはミニ車輪でご紹介します。

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車輪の焼嵌を行いました【御車山車輪修復】

文化財の修理修復

最近あまりご紹介していなかった御車山の車輪修復ですが、
漆の中塗りも無事終了しまして、バラバラになった車輪をもう一度組み立て
車輪外周への鉄輪を嵌め直す工程に入りました。
1.鉄輪

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金具研磨終了【御車山車輪修理】

文化財の修理修復

着々と進んでいる御車山一番街通の車輪修理ですが、
形を整えた飾り金具の研磨が終了しました
P1080746.jpg

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刻苧作業が始まりました【御車山車輪修復】

文化財の修理修復

修理工房では、今朝から漆の「刻苧(こくそ)」作業が始まりました。
刻苧って…なんだか聞きなれない響きです
今日はこの、刻苧についてちょこっと解説。
(当然受け売りですが

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