高岡銅器
音のあれこれ・その2
高岡銅器
昨日の山口久乗さん・久乗編鐘に引き続き、
本日は小泉製作所さんのhananorinのご紹介です。
D.frontでもご紹介させていただいているこちらのhananorinですが、
手のひらに乗るくらいの小さな銀色のおりんです。
ブロンズ製で、なんと銀メッキ。
シックで可愛らしい上品なデザインは、多摩美大教授でもあるデザイナー、
安次富隆さんのデザインです。
あ、昨年からさかさまバージョンの、風鈴もできました。
こちらの音は、単音ではなく複数音が鳴っているような音設計がなんとも魅力的。
デチューンされた感じと言いますか、まっすぐリーンと聞こえてくる感じではなく、
うーん、どう言ったら…あの、その、じわじわ来ます
こういう響きがお好きな方にはたまらないタイプの音色です。
小さなりんの音はやはり大きくならないため、少々お聞き難いかもしれませんが
どうぞお試しくださいませ。
音のあれこれ
高岡銅器
現在ECサイト・LUXAで、富山特集が開催されております。
1月下旬に取材にいらっしゃいまして、
担当の方と3日ほどご一緒していたのですが
どうも、おりんの音がお気に召したご様子。
そんなこんなでいろいろ回るうちに、
せっかくなので録画させていただいてきました。
いい録音機材でスタジオで、という訳ではないので
気持ち変質しているかもしれませんし
雑音も入っているかもしれませんが、
あーこんな音なんだなぁーと思っていただければ幸いです。
まずは、山口久乗さんの久乗編鐘を使った、JR高岡駅の発着音。
同社社内で、社長さん自らが演奏してくださってます。
成果発表会開催中です
高岡銅器
鋳物場を見学してきました!
高岡銅器
鋳物場の作業現場の写真を撮らせていただきたくて、
先日長慶寺工業団地にある株式会社道具さんへお邪魔させていただきました。
長慶寺工業団地は高岡市内に数か所ある工業団地の中でも、早いうちにできた団地。
道具さんのほか、二上さん、般若鋳造所さんなど金屋町・戸出銅器団地と並ぶ
高岡の鋳物製造の中心地区です。
お訪ねしたときには、すでに鋳型の準備は完了。
効率よく鋳物を作っていくためには、まずある程度の鋳型を作りため、
集中して鋳物を行います。
金属を溶かすのはお湯を沸かすような訳にはいかないので
ある程度固めて作業を行うのがよいのです。
さて、鋳込みが始まりました。
奥にあるのが溶解炉。金属の原料(金の延べ棒のようなものを想像してください)を
高温で熱して液状に溶かしています。
「一木一草展」が始まりました
高岡銅器
高岡銅器とお花の展示会…というと、
どーんと華やかな華道展なんかを想像しておられた方も多いかもしれませんが
今回の展示は、そよそよとした野花が優しげな雰囲気です。
30点の花瓶(ほぼ一輪挿し)に、一種類ずつのお花。
花名も記してあり、どこかで見た花が、なんとなくお洒落に見えるかも…
山紫陽花とか、
ムラサキセンダイハギとか、
姫踊子草とか。
シンプルで使い勝手の良い花瓶も多く、
お花と相まって、こじんまりとしていますが、とても素敵な展示会になっています。
随分暖かくなってきたので、会期中何度もお花の入れ替えがあるもよう。
お花好きさんには、会期中何度かご覧いただいても、きっとその度に楽しい展示だと思います。
「一木一草展・初夏の段 高岡銅器に道草を生ける」は、6月2日まで、当館ロビーにて。
「一木一草展」のご案内
高岡銅器
5/22より、当館1階ロビーにて「一木一草展・初夏の段 道草を高岡銅器に生ける」が
開催されます。
主催の高岡銅器組合さんに花器の出展リストをちょっと見せていただいたのですが
中には「えぇぇぇっ!?」と思うような花瓶も展示されるようで
一見の価値あり、になると思われます。
お花は庭の花、野の花など、摘んで気軽に生けられる花を入れたいとのことで
採集から始められるそう。
今年は気候が不順なので、その期間実際にどんな花が盛りかはまだ読めず、
何が出るかはお楽しみ、とのこと。
花瓶のご紹介以上に、「花のある生活を楽しむこころ」を
ご紹介する展示会になると思います。
「一木一草展・初夏の段」は、5/22~6/2まで(期間中火曜休館)
当館開館時間は無料でご覧いただけます。
お問い合わせは高岡銅器組合 0766-23-8210(土日休)まで。
銅器まつり会場にて
高岡銅器