第15回富山県伝統工芸士展、準備中です。

伝統的工芸品

昨日17日は、富山県の伝統工芸士会の役員会議がありました。
伝統工芸士というのは、ただ伝統的な工芸品を作る人ではなくて…
まず、伝統的工芸品って?
「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」にのっとって作られるものです。
主要部分が手作りであることだけでなく、原材料や工程にいくつもの条件があります。
詳しくは、全国伝統的工芸品センターのHPへ。
で、工芸士って?
上記の伝統的工芸品の製造に携わる方のうち、一定の実務経験を持ち、さらに伝産法にのっとって行われる試験に合格した方のことです。試験合格後に登録、というかたちになっています。
こちらは、詳しくは日本伝統工芸士会のHPへ。
伝統的工芸品は、産業として「産地」を形成していることも条件になりますので、
各産地ごとに、工芸士会を組織しておられます。
富山県には、高岡銅器・高岡漆器・井波彫刻・越中和紙・庄川挽物木地の5つがあり、
この5つが連合した形になるのが、富山県伝統工芸士会です。
…ざっくりなご説明になりますが
県内の伝統工芸士さん皆さん(現在110名)が加盟する団体として活動しています。
さて本題。
この、富山県伝統工芸士会では、毎年夏に、「富山県伝統工芸士展」を開催しています。
各工芸品の展示のほか、工芸士さんたちの実演や、お子さんでもOKな体験教室も。
今年の会期は8月5日(金)~7日(日)。
現在展示内容や、体験教室の内容などを詰めに入っています。
今後またお知らせしていきますので、ぜひお運びくださいね