修理作業が始まりました【御車山写真修復】

文化財の修理修復

職員一同「まだ腕が痛いよ~」と、いささか疲れの残る
休館日開けの高岡地域地場産業センターです。
今日は朝から好いお天気。
これから始まる修理が調子良く進んでいく予感…
作業開始
車輪修理の第一段階は(準備として先日記録をしています)まずは金具を外すところから。
写真は作業を始められた、金工部会の佐野宏采先生(日本工芸会正会員)。
先日据えた台の周りに座り、金具を一つ一つ丁寧に外していきます。
鋲をはずす
こちらは外す作業の手元を拡大で。
修理協会金工部会長・伝統工芸士・現代の名工でもある鳥田宗吾先生の手元アップです。
おや?よく見ると、刃先に抜け始めた同色の釘が!
御車山車輪の金具は真鍮でできていて、同じ真鍮素材の釘で打ち付けてあります。
おぉ、けっこう太いですね
この真鍮釘、素材が同じ=色も同じなので当然目立ちにくい作りなのですが
デザイン的にも飾りとしての役割を果たしており、
普段はまったく「留め付け用のもの」ということを感じさせなくなっているとのこと。
うーん、今日の作業が済んでから、こっそり確認に行かなくては…
外した金具
こちらは外した金具です。
元に戻すための番号付き。
けっこういくつも釘穴が開いてますね。
一つの車輪に、いったいいくつの金具が付いているのでしょう。
金具の裏側
こちらは裏側です。
まずは外して、埃や油の塊のような固形の汚れを取り除きます。
それから本当の洗浄の意味で、なんと煮るんだとか…
お邪魔にならない程度にときどき覗かせていただいて、
ざっくりざっくりですが、お伝えしていきたいと思います。
高岡地域修理者協会の活動等については、修理協会HPをご覧ください。
過去に手掛けた文化財等も掲載されています。
※本ブログ内では、職人さん・作家さん方のお名前について、作品などの検索等と合致しやすいよう、号をお持ちの方は皆さん雅号掲載で統一をさせていただくこととしておりますので、予めご了承願います。※