音のあれこれ・その2
高岡銅器
昨日の山口久乗さん・久乗編鐘に引き続き、
本日は小泉製作所さんのhananorinのご紹介です。
D.frontでもご紹介させていただいているこちらのhananorinですが、
手のひらに乗るくらいの小さな銀色のおりんです。
ブロンズ製で、なんと銀メッキ。
シックで可愛らしい上品なデザインは、多摩美大教授でもあるデザイナー、
安次富隆さんのデザインです。
あ、昨年からさかさまバージョンの、風鈴もできました。
こちらの音は、単音ではなく複数音が鳴っているような音設計がなんとも魅力的。
デチューンされた感じと言いますか、まっすぐリーンと聞こえてくる感じではなく、
うーん、どう言ったら…あの、その、じわじわ来ます
こういう響きがお好きな方にはたまらないタイプの音色です。
小さなりんの音はやはり大きくならないため、少々お聞き難いかもしれませんが
どうぞお試しくださいませ。