鋳物体験レポート2【試作&14歳の挑戦】

鋳物製作体験

中の型ができたら、外型の準備に入ります。
ここからは、一般的な体験教室も同じ工程です。
型
写真は日頃使っている鋳込み用の型。
小学生のお子さんでもなんとか持てる程度の、
鋳込み型としては非常にコンパクトなものです。


砂と離型剤
こちらが型の中に使うもの。
赤い方が砂、白い方が離型剤(お餅で言うなら餅とり粉です)です。
砂の特徴についてはこちらの記事を。
型づくり1
前出の型は、二段合わせになっています。
まずは、ちょっと薄めの型だけを置き、
中ほどに内型、型にくっつけるように湯道を置きます。
湯道というのは、熱して溶けた金属(←これを、「湯」と呼んでます)の通る道です。
型づくり2
型を置いたら、砂を込めます。
内型がずれないようにある程度砂を入れ、手をつかって押し込んでいきます。
型づくり3
押し込んで押し込んで、また砂を足して。
ぎゅうぎゅう詰め込んでいきます。
あ、中に入れる型が小さい(薄い)から、そこはちょっと大変なんだ
内型が嵩をとらない分、砂の割合が多くなりますもんね。。
型づくり4
上の方まで詰め込んだら、棒を使ってさらにぎゅうぎゅうと。
入れても入れても入ります
とにかくこの「ぎゅうぎゅう」を何度か繰り返して、型の上まで砂をいっぱいにします。
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